忙しすぎたICU勤務との別れ
10年間、大学病院のICU(集中治療室)で働いてきた私が、美容クリニックへの転職を決意したのは30代半ばのことでした。夜勤・急変対応・長時間労働の連続で、体力的にも精神的にも限界を感じていた頃、ふと「自分がやりたい看護って何だろう?」と立ち止まりました。
美容クリニックへの転職を決意したきっかけ
転職のきっかけは、友人の美容看護師の話でした。「夜勤ないし、患者さんは笑顔で来てくれるし、自分も施術受けられるし最高だよ」という一言が頭から離れなかったのです。
ICUと美容クリニックの違いに驚いた
実際に転職して感じた最大の違いは、患者さんとの関わり方でした。ICUでは意識のない方、生死の境にいる方と向き合う日々でしたが、美容クリニックでは「もっと綺麗になりたい」「自信を持ちたい」というポジティブな気持ちで来院される方ばかりです。
- 夜勤がなくなり、睡眠の質が劇的に改善
- 患者さんの笑顔を毎日見られる
- カウンセリングスキルが磨かれる
- 美容医療の最新知識が身につく
転職前に不安だったこと
「ICUのスキルは活かせるの?」
正直、最初は「急性期のスキルしかない自分が美容に転職していいのか」という不安がありました。しかし、美容クリニックでも静脈注射・点滴管理・バイタル測定など基本的な看護スキルは毎日使います。むしろICU出身というだけで、採用担当者からの評価が高かったのには驚きました。
年収が下がるのでは?
夜勤手当がなくなるため年収ダウンを覚悟していましたが、インセンティブ制度のおかげで転職後1年で以前とほぼ同水準に。2年目からはむしろ増加しています。
美容看護師として感じるやりがい
ICU時代は「患者さんを死なせない」ことがゴールでした。美容クリニックでは「患者さんをより美しく、より自信を持てるようにする」ことがゴールです。どちらも大切な仕事ですが、毎日患者さんから「ありがとう、綺麗になった!」と言われる喜びは、美容看護師ならではのものだと感じています。
まとめ
ICUから美容クリニックへの転職は、私にとって「看護師としての第二章」のはじまりでした。急性期スキルは美容でも十分活かせますし、ライフスタイルの質も大きく向上しました。美容看護師に興味がある方は、ぜひ日本美容看護学会への会員登録から情報収集を始めてみてください。